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神奈川・鎌倉/江の島 / 交通費を比べる江ノ電「のりおりくん」はお得? 800円と普通運賃を、予定の区間で比べよう
江ノ電に何度も乗る日の候補が、1日乗車券「のりおりくん」。でも、鎌倉から長谷を往復するだけなら、普通運賃の方が安くなります。乗車回数だけで決めず、実際に改札を出入りする区間の合計で、800円の価値を確かめてみましょう。
公式の発売案内と普通運賃を調べた比較記事です。実際に乗車した体験記ではありません。料金・利用条件は確認日の公式情報、差額はその情報に基づく計算、区間例と選び方は当サイトの提案です。

- 大人800円・こども400円で、江ノ電の電車全線が1日乗り降り自由。
- 大人の普通運賃合計が800円を超える日なら、交通費だけでも安くなる。
- 800円ちょうどなら同額。短い区間を4回乗っても、必ず割安になるわけではない。
- 鎌倉〜長谷の往復は普通運賃400円。1日券より400円安い。
江ノ電だけの1日券。24時間券ではない
通常の「のりおりくん」は大人800円、こども400円。藤沢〜鎌倉の江ノ電全線を、その有効日に何度でも利用できる乗車券です。紙券は公式案内に「発行日のみ有効」と記載されています。購入時刻から翌日の同時刻まで使える24時間券ではありません。
JR、小田急、湘南モノレールやバスはこの通常券の対象外。自宅から藤沢・鎌倉までの交通費、寺院や観光施設の入場料、飲食費も別に考えます。沿線施設での特典はありますが、入場料がすべて含まれる券ではありません。
販売期間・対象者:2026年10月26日時点で発売案内を確認しました。参照した通常券の公式案内には、販売終了日、利用除外日、国籍や居住地による限定は記載されていません。期間限定セールや訪日外国人専用券として紹介するものではありません。利用日が決まったら、変更のお知らせと当日の運行状況を改めて確認してください。
4つの区間例で、差額を計算する
以下は大人1人・同じ日・通常の普通運賃で比べたものです。各矢印で列車に乗り、途中の駅では一度改札を出てから乗り直す想定。施設特典や他の割引は計算に入れていません。観光を全部回るための推奨日程ではなく、券選びの比較例です。
| 乗る区間 | 普通運賃の合計 | 交通費だけの比較 |
|---|---|---|
| 鎌倉 → 長谷 → 鎌倉 | 200+200=400円 | 普通運賃が400円安い |
| 藤沢 → 鎌倉 → 藤沢 | 310+310=620円 | 普通運賃が180円安い |
| 鎌倉 → 長谷 → 江ノ島 → 鎌倉 | 200+260+260=720円 | 普通運賃が80円安い |
| 鎌倉 → 長谷 → 七里ヶ浜 → 江ノ島 → 鎌倉 | 200+220+220+260=900円 | 1日券が100円安い |
江ノ電の大人初乗り運賃は200円なので、200円区間だけを4回乗ると800円で同額です。「4回」という回数より、区間ごとの運賃を足すことが大切。比較式は予定する普通運賃の合計 − 800円。プラスなら、その金額が1日券による交通費の節約額です。
こどもは1日券400円と、こどもの普通運賃の合計を比較してください。例えば藤沢〜鎌倉のこども片道運賃は160円で、大人310円の単純な半額ではありません。上の大人向け差額を半分にして判断せず、適用区分を含め公式運賃で確かめましょう。
向くのは、途中下車する予定がある日

交通費の面で向きやすいケース
長谷で拝観、七里ヶ浜で休憩、江ノ島方面へ移動し、鎌倉へ戻るなど、最初から複数の途中下車をしたい日。上の4区間例なら普通運賃900円に対して100円安くなります。実際に使う施設特典があれば、その利用条件も加えて比較できます。
普通運賃でよいケース
大仏と長谷寺だけを訪ねる日など、同じ駅を往復するだけの場合。長谷に絞った日帰りプランは、鎌倉〜長谷往復400円で計算しています。券の元を取るために七里ヶ浜や江ノ島を足すと、休憩時間が減り、食費や入場料も増えるかもしれません。
雨や混雑で途中下車をやめそうな日、帰りは藤沢からJRや小田急で帰る日も、帰路まで実際の移動に合わせて再計算します。1日券は列車の乗車待ちをなくすものではありません。予定を増やす理由を「節約額」だけにしない方が、無理のない一日になります。
施設特典を、使う前から金額に足さない
江ノ電公式の特典案内は、有効日のみ・同じ施設で1人1回の利用としています。施設ごとに対象商品、利用時間、営業日、予約や提示の条件が異なり得るため、使う施設の最新条件を確認してください。この比較では、使うか分からない特典を値引き額に含めていません。
買う前に、紙券とデジタル券を分けて確認
スマホを使わないなら、全駅の券売機
公式案内では紙券を江ノ電全駅の券売機と委託販売先で発売しています。紙券は発行日だけ有効なので、利用する日を確かめて購入します。今回紹介する通常券に、列車の事前予約を必須とする記載はありません。
EMotデジタル版は、スマートフォンで利用
EMotアプリまたはEMotオンラインチケットでの購入方法があります。PC・タブレットは対象外。公式の使い方は、利用日と大人・こどもの区分を選び、利用開始時に「使う」で有効化し、乗降時にQRコードを読取端末へかざす流れです。1端末につき利用可能なチケットは1枚で、複数人の場合はそれぞれのスマホへ譲渡が必要と案内されています。
通信・電池残量や同行者の端末条件に不安があれば、紙券も比較候補です。デジタル版の購入可能日、譲渡・取消条件は販売画面の最新案内を確認してください。紙券の条件を別の販売サービスへそのまま当てはめないようにします。
払い戻しと割引の併用
江ノ電公式FAQは「のりおりくん」について、使用開始前・有効期限内に限り手数料220円で払い戻す案内です。商品案内は旅行開始後の払い戻し不可、団体割引・障がい者割引等との併用不可としています。デジタル版など購入方法による取扱いは各販売元で確認してください。すでに別の割引運賃が使える場合も、その運賃と比べることが先です。
公式情報・出典
確認日:。発売状況・価格・条件は変更されることがあります。
- 江ノ島電鉄「江ノ電1日乗車券 のりおりくん」:現行価格、利用範囲、紙券、特典の共通条件、併用・払い戻し。
- 江ノ島電鉄「運賃・定期券」:比較例の各区間の大人・こども普通運賃。
- EMot「のりおりくん デジタル版」:スマホ利用、区分選択、有効化、QRコード、譲渡。
- 江ノ島電鉄「よくあるご質問」:使用開始前の払い戻し条件。
- 江ノ電公式・沿線施設の特典一覧:利用を予定する施設の条件確認先。
本記事は通常券と普通運賃の比較です。セット券・旅行商品全体の最安比較ではありません。写真は上記の許諾条件に基づいて掲載しています。予約・購入は各公式販売先で、ご自身の条件を確認して行ってください。